平屋リノベ vol.09 【大工工事・床組編①】
こんにちは、㈱RESTA佐藤です。
当ブログにおいてシリーズとしてご紹介してきました『平屋リノベ』も、2022年を迎えいよいよ終盤戦に突入してきました(^^)v
昨年からの天候状況により、一部の外部工事については来春に延期となる可能性もありますが、それ以外については2/5の工事完成予定迄ラストスパートです✊
工事の模様についてはvol.07の【基礎補強編】でストップしていたため、今回はその後の大工工事についてご覧いただきたいと思います(^^)
↑現場の雪片付けも一苦労です💧
前回の【工事進捗ご報告編】では、大工工事開始時の様子と昨年末時点での現状をざっくりとお見せしましたが、基礎補強後からの工事の流れを順を追って、もう少し詳しく書いていきたいと思います💻
①土台敷込み(墨出し・墨打ち)
↑新設した基礎コンクリート天端に設置する防腐土台の墨出し・墨付け作業📐
※墨出し・墨打ち…使用する木材や作業する床や壁・天井等に、水平位置や中心位置を表示すること
※土台…木造建築の骨組みの最下部・基礎コンクリート上部にあり、柱を受けその根元を繋ぐ横架材
②土台敷込み
↑土台の基礎のアンカーボルト位置にドリルで穴あけをした後、精度よく敷き込みを行います🔨
↑敷込みが終わったらアンカーボルトナットを締付けて完了です🔩
③大引き、根太受け施工
↑新しい間取りに必要な大引きを入れながら、床の高さ調整を図るための根太受けを取付けました🔨
※大引き…床組における構造部分で根太を支える横架材
※根太…床組における構造部分で床板を受ける水平材
※根太受け…根太を受けるための横材(今回は床の水平レベル調整を図る目的で施工)
④根太施工
↑③で取付けた根太受けに直交して根太を45.5㎝間隔で留め付けていきます🔨
↑床全面に根太材が取り付けられました🔨
いかがでしたしょうか。
元々は和室があり、玄関や廊下・台所や洗面室・トイレといった各所で段差がありました。
又、解体工事後に既存の床レベルを計測したところ、高低差が一番付いているところで5cmもあり一瞬驚きましたが、これまで数々の古い建物をリノベーションしてきた当チームにおいては、全然問題なくバリアフリーに仕上げていきます💪
床組施工はこの後もまだ続きますが、その模様については次回にしたいと思いますので、ご興味のある方はお楽しみにしていてください♪
今回は以上、次回もお付き合いの程、よろしくお願いいたします👋
↑今回の床組構造の参考資料📖