リノベーションで住宅性能もアップ!
こんにちは、㈱RESTA佐藤です。
現在進行中の『平屋リノベ』ですが、その住宅においてどの程度の断熱性能があるのか検証すべく、事前に省エネ住宅シュミレーションを実施しましたので、その結果をお知らせしたいと思います。
ご存知の方も多いかと思いますが、1979年に「省エネ法」という法律が制定され、住宅や建築物においてはある一定の省エネ基準が定められており、その基準値を下回る建築工事をしなければなりません。
↑地域別に基準値が設定され山形市は4地域と区分されています。
新築住宅においては今年の4月から省エネ性能の説明が義務化され、建物の省エネルギー基準の適否をお客様に説明しなければならないと法改正されました。
リフォームやリノベーション工事については、現在のところ省エネ性能の説明義務化には至っておりませんが、当社では新築同等の省エネ性能を保持した家づくりを目指しており、「そんなの関係ねぇ!」なんてセリフは決して言いません…←急にふざけるヤツ
失礼しました🙇
因みに『平屋リノベ』の概要については過去のブログをご覧いただければと思いますが、簡単におさらいすると、築45年程経過する平屋住宅を骨組みだけのスケルトン状態にし、新築住宅と変わらない状態までに再生する建築工事となります。
そんな古い部分を活かしたリノベーション住宅における省エネスペックはいかがなものか⁉
結果をご覧ください↓
↑4地域で対象となる熱の出入り・外皮性能(UA値)は見事適合!
↑冷暖房や給湯器といった設備機器のエネルギー消費量も見事適合!
↑適合状況(UA値)においてはZEHの省エネ基準より高い評価です‼
↑ZEHについてはこちらをご覧ください
この結果から言えることは、古い建築物でもリフォームやリノベーションといった手法により、見た目だけではなく中身も新築同等、若しくはそれ以上の住まいに生まれ変わるという事です✨
勿論、断熱材を厚くする・断熱材や窓サッシや玄関を高性能な商材にする・断熱のみならず気密性のある施工を付加する…等々、省エネ性能を向上させる方法は幾らでもあります。
しかし、性能をアップさせるという事はそこに掛かるコストもアップする事に繋がります。
省エネ性能の追求だけが素晴らしい家づくりとは言えないので、予算も含め総体的に満足度の高い住宅建築をするべきだと個人的には思います。
↑開口部(窓や玄関)にどんな商材を採用するかも重要なポイントです!
今回は当社の標準断熱仕様(山形市より寒い3地域を想定)における数値結果ですので、今後リノベーション工事をお考えの方のご参考になれば幸いです。
ここまでざっくりと説明しましたが、当社における断熱や省エネについての詳細は、今後の工事進捗と共にご紹介していきたいと考えておりますので、引き続きお付き合いの程、よろしくお願いいたします(^^)
↑見た目はもちろん中身も新築以上に♪