ゾーンリノベーション✨ エントランスホール&ポーチ
施工前
大開口の4枚建の玄関引戸は、断熱性能とは皆無で著しく住環境を低下させており、特に冬場における冷気の流入により快適性は損なわれ、健康被害も懸念される状況でした。
また、床下からの湿気の影響もありフローリングの傷みが激しく、歩くたびに床が沈む状態となっており、壁や天井は経年劣化による汚れや剥がれが見受けられ、見た目の印象も悪くなっていました。
- 工事内容
- ゾーンリノベーション工事
- お客様名
- N様
- エリア
- 山形市
- 工事期間
- 約三か月
エントランスコーデ3選
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エントランスのメインとなる玄関ドアは、LIXIL/TOSTEMの「ジエスタ2」のP16型をセレクト。 「木目+センタースリット」のシンプルなプレーンスタイルがスタイリッシュで、飽きのこないデザインとなっています。 今回コーディネートした「アンティークオーク」以外にもカラーバリエーションが豊富で、選ぶカラーによりその印象も変化。 他にも、多数のデザインがラインナップされており、カラーリングも含めマイスタイルな玄関ドアのコーディネートが楽しめます。
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エントランスの外観をデザインする外壁材には、ニチハの窯業系サイディングから「ヴェルゼ」をセレクト。 石積調のテクスチャーは、R形状と直線的なピースを組み合わせたボーダーデザインとなっており、美しい陰影と多様な表情を映し出します。 カラーバリエーションも6種類ラインナップされており、お好みの外観コーディネートを可能とします。
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エントランスに明かりを灯すポーチ灯には、オーデリックのエクステリアライトをセレクト。 ブラックアイアンのフレームによるインダストリアルテイストなデザインに、フィラメント球によるエモーショナルな雰囲気が、オシャレでハイセンスなエントランス空間を演出してくれます。
お客様からのコメント
この度はお世話になり、ありがとうございました。 以前の家がわからなくなってしまう程に変わり、とても感動しております。 これからもよろしくお願いします。
担当者からのコメント
この度はリノベーション工事をご用命いだだき、誠にありがとうございました。 お仕事でお忙しいにも関わらず、打合せ等のお時間を取っていだだき、限られた機会の中で協議を積み重ね、とても素敵な住まいが完成しました。 これも偏に、お客様のご協力があったからこそだと感謝しております。 今後とも、とうぞよろしくお願い申し上げます。
外観も内観も一新されたエントランス空間
エントランスの顔となる玄関ドアは、リアルな天然木の質感が目を引くウッドデザインをセレクトし、重厚感のあるアンティークオークカラーを合わせることで、趣のあるハイセンスなドアデザインをコーディネート。
また、その周辺における外壁部分をこれまでのモルタル壁から石積調の窯業サイディングに張り変えたことで、玄関ドアとのテクスチャーやカラーリングの対比による相乗効果により、和モダンテイストなエントランスポーチに生まれ変わりました。
そのデザイン性のみならず高い断熱性能も完備しているため、住まいにおいて最も熱が逃げやすいとされる玄関ドアなど開口部がある玄関ホールにおいても、室内の暖かさや涼しさといった住環境が整備され、暮らしやすく住みやすい快適性が向上しました。
玄関ドアのみならず、併設した縦スリットのFIX窓はトリプルガラス仕様のハイスペックグレードとなっており、玄関ホールにおいてもLDK等の居室と同レベルとし住環境の均一化を図ることで、ヒートショックなどの危険性を低減させ、健康的に過ごせる安全性も確保されました。
そんな玄関ドアから一歩入ったエントランスホールは、ベージュ系の壁紙クロスをベースに木目の天井クロスをコーディネートし、和風住宅にも馴染むナチュラルテイストな雰囲気によってインテリアの調和が図られました。
エントラス部分には間仕切り壁が新設され、ご家族様用とお客様用の動線を分離させることで、プライベートなクロークスペースとして利用可能となりました。
クロークにはハンガーパイプと可動棚設け、アウターなどの衣類やバックといった小物が収納できるだけでなく、他にも除雪道具なども置けるスペースが確保されており、利便性も抜群です。
この間仕切り壁は目隠しの役目もあり、先程の除雪道具類をはじめ、普段履きのシューズ類が乱雑になっていてもゲスト用エントランスからは見えないため、急な来客時にも慌てて靴を揃え直すといったこともありません。
尚、サンダルやブーツなどの季節によって履き分けるアイテムなどは、ホールに新設したシューズ用クローゼットに収納できるようになっており、可動棚をカスタマイズすることでオリジナルなストレージスペースとして活躍します。
その他にも、階段脇のデットスペースに衣類用のクローゼットも増設したことで、住まい全体の収納力もアップしました。
日々の生活においてスタートでありゴール地点でもあるエントランスにおいて、「家を出る時は気分が上がり、家に帰ってきた時には気持ちが落ち着く場所であってほしい」
そんな思いをプランニングし、具現化された空間に仕上りました。